もっと馬肉を知ろう
ストップ!メタボリック 高たんぱく・低カロリー
馬肉は他の食肉と比べると、タンパク質が豊富で肉としての栄養価が非常に優れています。また食肉の平均的な脂肪分が16%に対し、馬肉は10%と低くカロリーも牛、豚肉に比べ低いです。
妊婦さんや女性にも優しい 高鉄分・高カルシウム
馬肉の成分には、鉄分やカルシウムが牛豚肉に比べ約3〜4倍あり特に鉄分にはヘム鉄が豊富に含まれる他、ビタミンAやビタミンEが豊富に含まれています。鉄分はほうれん草やひじきより豊富です。
健康が気になる方へ◎ 必須脂肪酸の多い食品
必須脂肪酸(リノール酸、リノレン酸)はコレステロールを下げる効果を持っており動脈硬化を防ぎ血液循環を良くする働きがあります。
しかしこれらは体内で作る事が出来ず食品から摂取する必要があり一般的には植物にこれらの酸が多く含まれていますが、馬肉は牛豚肉に比べ必須脂肪酸を多く摂取できる食品です。また元気の源であるグリコーゲンも牛肉に比べ豊富に含まれています。
血液さらさら ペプチド効果
馬肉のタンパク質には「ペプチド」と言う成分が含まれており、このペプチドは、体に対して多くの働きをしてくれます。体を温めたり(昔は捻挫などをした場所にシップ代わりに馬肉を貼っていたとか)毒消しをしたりしますが、中でも血管を拡張する作用は見逃せません。この働きによって血液はいっそう円滑に流れ、高血圧の方には降圧効果となります。
馬肉成分表
厚生労働省はアレルギーに関し、24品目の「食物アレルギーを引き起こすことが明らかになった食品」を「特定原材料」としていて、食肉では牛肉、豚肉、鶏肉がそれに指定されています。しかし馬肉は当該品目には当てはまらず一番安心できる食肉です。
馬肉の特徴
馬刺しなどでお馴染みの馬肉は「さくら肉」 などとも呼ばれ、昔から食べられてきました。でも、一般的にはあまり馴染みがありませんよね?
(スーパーや普通のお肉屋さんでは殆どお目にかからないですし・・・)
それもそのはず、馬は大量生産の難しい動物。でも、欧米では人気の食材なのですよ。
特にフランスなどでは食べても太らないお肉として有名です。
馬はとってもデリケート で感情豊かでとても繊細な動物。狭い厩舎に何頭も押し込み、閉じ込めたままにするとストレスで弱ってしまいますし、化学物質にも過敏です。
この為、狭い場所で沢山育て、抗生物質などで病気を防ぐ といった飼育ができず、 牧場で走り回り、食事も野生の草や牧草や穀物などが中心です。
だから、他の畜肉に比べ流通量が少ないかわりに、残留薬品などの心配も少なく食肉の中では低アレルギーですから、アレルギー体質のお子様でも安心して召し上がれます。
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